♥仲間Aさん 行政からの補助について相談がありました。
今日参加されたSさんは70歳代の女性で一人暮らし、2年前に結腸ストーマを造設された方で、パウチは自身で4日に一度交換、ストーマ外来は3ヶ月毎に受診しているそうです。今日の相談は「ストーマ造設後は漏れが心配で冬でもシャワーのみ、浴槽には入らないので寒くて困っている。風呂場に暖房機を設置しようと業者から見積もりをしてもらったが高額で躊躇している。行政から補助は出ないのかと思い、相談に来ました。」とのことでした。集いを開催した場所の隣室が公的な障がい者相談支援センターで、ちょうど職員の方が通りかかったので調べてもらいましたが、残念ながら補助は対象外と言われました。
パウチの面板の周囲をテープで補強し、お湯の浸透を防ぐ方法のアドバイスをしましたが、「その方法はストーマ外来でも教えられたが、もし漏れたりすると精神的なダメージが大きいし、パウチも高くて大事に使いたいので試す気にはならない」とのことでした。
また一昨年S病院主催でオストメイトを支援する会合があり、参加された装具メーカーの試供品が大いに役立った、去年からコロナ禍で開かれていないがまた来年から開催して欲しい、との要望がありました。なお隣市で11月に開催される研修会への参加をお薦めするが、体調が心配で遠くまでは行けないとのことでした。
高齢にも係わらず向学心が旺盛で話し方もしっかりしており、その姿にとても感心させられました。「今日はとても勉強になりました。」と何回もお礼を述べられ、退席されました。