一人ひとりがマナーを知り守り、 浴場施設側にもオストメイトの情報を発信し続けていくことが重要
■豊岡講師と装具販売店も参加頂き13名で交流会を行いました。時間が限られていたので互いに意見を交わすことまでは出来ませんでしたが、各自手術後の入浴の仕方にどういった変化があったかを報告していただいたところ、●「家では手術前と全く同じ、公衆浴場でも一応パウチをあまり他人の目に触れないようにと気を遣うが、見られても気にしない」、といった方が2名おられましたが、一方でほとんどの方が、●風呂で漏れると家族に迷惑をかけるので入浴の回数を減らすとか、●湯船に入らずシャワーのみ、●旅行に行っても家族風呂にしか入れない、●全く公衆浴場には入らなくなったなど、やはり入浴を自制するようになった方が大多数でした。そういった方たちが「少しでも多く手術前のように、入浴の機会を増やしたい」と今日の入浴研修会に期待している様子でした。
■講師の村山さんに入って頂き付添の方を含めて6名で交流しました。●自宅風呂には毎日入っている。洗い場に捨てることがあるがどこに問題があるのか良く把握できない。張り替え後3分位は手で押さえ定着させており、特に冬場は慎重にしている。ストーマ外来には3年に1回位か。2ピースを使用しているが粘液がついてチクチクするので入浴の時パウチ内を洗うようにしている。●造設して3年、以前から風呂には入らないでシャワーで汗を流している。2ピースの装具を4日毎に交換している。毎日3リットル以上の水分を取るように心がけている。●この冬にウロストミーになって間もないが風呂には毎日入っている。ウロバッグの臭い取りにキッチンハイターが効果的だと教えて頂いたがその通りでありがたいと思っている。自分の生活に合いそうなことを皆さんから教えてほしい。●面板の定着状態を確認しつつ、まれに一部分に隙間があるときにはテープで補強し、パウチを軽く抑えて毎日入浴しリフレッシュしている。