参加者は、非会員7名、会員7名、ご家族2名、装具メーカー・販売店6名、講師。助言者3名の25名でした。まず、体験発表は山形市在住の会員岡崎和弘さんが「オストメイトになって」という題目で、ガンと告知をうけたときの気持ち、これまでのトラブルや失敗、工夫している事、現在不安に思っている事などを、大変詳しくわかりやすく、また参考になるお話をして頂きました。ご本人の了解が得られれば、会報に掲載できればと思います。山形県立中央病院の泌尿器科医師・沼畑健司先生は、「腎臓のお話」という演題で、プロジエクターを使い写真や図を映しながら、どんな働きをしている臓器なのか、悪くなるとどんなことが起こるか、守るためにはどんなことをすればよいか、悪い時に控える物は、塩分、タンパク質、カリウム、食事療法で大切なのは、塩分を減らすこと等,紅糀騒動で注目が集まる中、タイムリーなお話を頂けて、大変参考になりました。装具・補装具各取扱店からは装具・補装具、新しく出た物などが展示され、使い方の指導や様々な試供品も提供頂きました。交流会では、自己紹介をしながら、様々話して頂きました。
先生や看護師さんのアドバイスとして、具合が悪い時は、様子を見てからと思わず、すぐ受診を考えた方が良い事、排尿しにくくても時間を決めてトイレに行き、なるべく出した方がよい事等がありました。会の後も、先生や看護師さん等に話をする様子が見られ、それぞれに成果があった研修会になったのではと思いました。