• 日本オストミー協会山形県支部は山形県内2,200名のオストメイトの社会復帰、QOL(生活の質)及び福祉向上のため、仲間同士の交流会や相談会、医療従事者を招いての研修会や入浴体験会など様々な活動を行っています。

2024年9月25日 日本海総合病院でオストメイトの集い 交流・相談会が開催されました

8名の参加がありその中からいくつか皆さんの発言された内容などを紹介します

参加者内訳 :・コロストミー( 5人) ・イレストミー( 1人)・ウロストミー(2人) 

💛Aさん (70歳代後半 男)
 1年ほど前屋根から転落して腹に外傷を負い、病院に緊急搬送された。目が覚めたら人工肛門になっていた。ストーマ周囲が痒い時がある。便も硬いので柔らかくする薬を処方してもらっている。

💛Bさん (70歳代後半 男)
 直腸がんが原因でオストメイトになって40年ほどになる。数年前に病院の看護師からこの会への参加を促されていた。他のオストメイトにアドバイス出来たらと思って参加した。

💛Cさん (60歳代後半 男)
 大腸がんが原因で1年前にオストメイトになった。教えて欲しいことがたくさんあってこの会に参加した。今一番困っているのが、風呂に入ると面板の周囲から剥がれてきてしまうこと。

《他参加者のアドバイス》
・手術後にストーマの形状が変わってくる場合があるので、ストーマ外来に相談する
・パウチ交換後に肌に添着させるため20分以上手で押さえる
・面板周囲にテープなどを貼って隙間へのお湯の侵入を防ぐ

7月に豪雨災害が発生した地区でもあり、災害時の対策などについての話題も有りました

・避難持ち出し用に子供のリュックにストーマの交換用品などを入れている。
・オストメイトは普通の避難所ではなく福祉避難所に避難する。
・避難所では保健師に自分がオストメイトであることを告知する。
・災害救助法適用市町村内の被災されたオストメイトはストーマ用品セーフティネット連絡会によるストーマ用品の無料提供支援を受けらる。

◇オストメイト談話室、集い 交流・相談会の目的

  • 楽しめる憩いの場
  • 情報交換の場
  • 相談・学びの場

※なお事情により開催が中止になる場合がありますので、お電話で開催の有無をご確認ください。